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	<title>事故 | 赤ちゃんの夜泣きとママの不眠のための音楽療法</title>
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	<description>泣きやまない赤ちゃんと産前産後の母親のための音楽療法</description>
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	<item>
		<title>2何が出来るのかを見つめる-3手先の発達</title>
		<link>https://www.childzzz.com/growth/eduart/127</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[sos]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Oct 2010 06:26:21 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[育てる技法 乳幼児教育の基本]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>立ち上がるようになると手先を自由に使う時期が来ます。手を上手に使うことは今後の一生の器用さに関わる問題です。きちんとした訓練でバランスをとりましょう</p>
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     crossorigin="anonymous"></script></div></aside><h3>手に触れるもの</h3>
<p>生まれてすぐに乳を飲むのに乳房を探しますが、その時に既に手のひらで場所を探したり、お腹が満たされれば手で突き離すのがわかります。胎内にいる間に手を開いたり閉じたりはしているようですが、これは出産という急な外界の変化にもかかわらず、手の機能はある程度の段階まで達しているために、なんらかの感覚は既にあると考えられます。</p>
<p>また、手に触れる物への感覚もあります。硬いもの、柔らかいものの区別はつきます。どちらかというと柔らかく暖かい物を初期は好みます。しかし、その嗜好も他の様々な物を触っていくことで、触ること自体に興味が移り絶対的ではなくなっていきます。この時点で物に乱暴に触る、叩く子どもは注意が必要です。本人はその感覚の変化を楽しんでいるのですが、思わぬ怪我を招くことになりかねません。できるだけ自由にさせてあげたいところですが、危険と判断したら中止してください。</p>
<h3>手のひらから指へ</h3>
<p>手のひらの開閉はできるわけですから、指にも感覚はあるわけですが、最初の内は全ての指を開くか閉じるか、という機能しかありません。物を挟みこむことはできますが、それは掴むというよりも手のひらの中に閉じ込めるというような動作になります。この時点では握りこむ強さの調節も上手くいきません。</p>
<p>手のひらで様々な物を触ったり握ったりしていくうちに、各指が少しずつ個別に動くようになります。親指が他の四指とは違う働きを持っていることに気づくと、その一番近くにある人差し指との二つが個別に動き出します。子どもによっては親指と他の指で挟む、という段階を踏むこともあります。なんにせよ、これまでは手のひらが感覚器官として主役だったのが、指から指先へセンサーが分岐していくわけです。</p>
<h3>暖かさ、冷たさ、硬さ、柔らかさ</h3>
<p>暖かさや冷たさは手だけではなく全身の皮膚にセンサーがあり、不快な温度になると、自分でそれを判別できます。しかし全体ではなく、今触っているものが冷たいのか熱いのかは最初の内は痛覚の刺激とごちゃ混ぜになっています。もちろん皮膚上にある痛点と温度を感じるセンサーは別物ですが、最初はただの刺激としてしか認識しないのです。</p>
<p>火傷などした時でも、熱いからというより、しばらくたって痛くなってから泣く子どもが多く、火傷治療が遅れる場合もあります。これも時間がたつと感覚が分化していき、熱さ、寒さ、痛みは別々の感覚として認識されていきます。また、この段階で左右の手を別々に考えられていれば、右手に暖かいもの、左手に冷たい物を当てても動じなくなります。（これには個体差が影響します）</p>
<p>硬い、柔らかいなどは触った感じでわかるものですが、完全に指の感覚が定着してからは詳細に指先でつまんだりすることで判別できるようになります。これはフィードバックといって自分の指先の感覚を感じながら、手や指先にこめる力を調節する難しい作業です。特に壊れやすいものや、滑りやすい物をうまくつかめるようになるまでには、しばらく練習が必要です。</p>
<h3>物をつかむ</h3>
<p>指がある程度器用に使えるようになると、握りこむのではなく、物を掴めるようになります。握りこんでいる内は、それを手のひらの中に感じているだけですが、掴めるようになると、掴んだ物を見たり移動させたりできるようになるのです。例えば棒を握るか放すかしかできなかったものが、掴めるようになると、棒をよく見ようと目に近づけて（時には目に当たるまで）みたり、振り回したり投げたりすることが可能になります。大きな事故がおきやすい時期です。注意しましょう。</p>
<p>また、まだ他人の事が判別できなかったり、他の友人を認識できない段階では、他の人めがけて投げつけたり振り回したりします。発達段階をよく見て危険が無いようにしましょう。</p>
<h3>物を動かす</h3>
<p>物を掴んで遊ぶというのが乳児の限界ですが、まだまだ子どもは成長していきます。掴んだ物を移動させることは面白いことですが、これにも飽きがやってきます。次の段階は掴んだ物を利用して他の行為をすることです。</p>
<p>この二次的な道具の使用は、棒で何かを叩く、スプーンを握って食事をする、クレヨンを握って絵を描くというように徐々に段階を踏みながら、手指の発達と同時に器用にこなせるようになっていきます。何かを使って他の操作に使う、つまり道具を使うことは子どもに大きな満足感と興味を与えます。なので多少の失敗をしながら経験を積み、発達をとげていくことを周囲は上手くサポートする必要があります。</p>
<p>刃物を子どもに使わせるのが良いのか悪いのかという議論が昔からありますが、少し手を切って痛い思いをして、絆創膏をはって治るという程度で上手く次の行動へ経験を生かせるのか、大怪我をして取り返しのつかない事故になるのかはわかりません。火傷なども、熱い物を触ってヒリヒリする程度なら経験として生かせるでしょうが、子どもの中にはストーブに突進して大火傷を負うようなことをする子もいます。</p>
<p>周囲の大人は上手く見守り、大事故にならないように「上手に失敗させる」ことも時には大切です。</p>
<h3>他者との伝達の基礎</h3>
<p>手先は物を扱う道具になるだけでなく、他者への伝達手段としても大事です。つまり指差しやジェスチャーなどがそうです。これは言葉と同じで周りの人たちのジェスチャーを見て学ぶ機会が多いので、子どもを相手にする場合はわかりやすく、その意味の言葉を言いながら大きなジェスチャーで対応するのも一つの手です。</p>
<p>大きさ小ささ、高さ、速さなどを子どもはジェスチャーで伝えられるようになります。指差し等は手全体で指し示していたものが、指先だけで意味が通じるようになるまでに少しかかります。時々は子どもに「どれくらいの大きさだった？」「どっちにあった？」等ジェスチャーを必要とする場面を作ってあげてください。</p>
<h3>必要が器用さを育てる</h3>
<p>他の発達もそうですが、手先の発達は必要に応じた機能を備えるということが重要です。つまり必要とされなければ、それ以上器用になる理由がないのです。子どもの各段階において必要な技能にはどのようなものがあるでしょうか？物を掴んで移動させたいから指の力が発達する。物を持って遊びたいから腕の力がついていく。壊さないように大事にしたいから微妙な力の入れ具合が発達する。全ては必要があるから発達するのです。</p>
<p>できれば子どもができることで、家の手伝いなどに協力してもらう事をお奨めします。これは能力の開発が目的で、逆に見守るために周囲の人間の苦労は増えるかもしれません。（本来の「手伝い」の意味をなさないかもしれません）しかし、様々な課題に挑戦することで子どもはどんどん手先が器用になっていきます。</p>
<p>大事なことは子どもが「ギリギリできること」を任せるということです。一例をあげると洗濯物ならば、たたむという行為はきれい汚いの概念や半分に折るという高度な技術を必要としますが、洗濯ばさみにとめていくだけなら難しい概念は必要なく洗濯ばさみの開け閉めができれば可能です。子どもが興味を持つ、能力の上限を見極めて課題をだしてみましょう。もちろん上手にできなかったとしても参加するだけで褒めてあげることは重要です。</p>
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「育てる技法」としてダウンロードできます<br />
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			</item>
		<item>
		<title>5一対多の対応の技術-2子ども同士の関係性</title>
		<link>https://www.childzzz.com/growth/eduart/87</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[sos]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Oct 2010 06:11:28 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[育てる技法 乳幼児教育の基本]]></category>
		<category><![CDATA[ギブアンドテイク]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>子供の横並びの人間関係の構築方法と注意点です。知能や体力は個性や月齢によっても有意な差が出ます</p>
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     crossorigin="anonymous"></script></div></aside><h3>家族、親戚、他人</h3>
<p>子ども同士といっても、その関係には色々なパターンがあります。兄弟、姉妹、親戚、友達、上級生、下級生と、それが複数組み合わさっているパターンもあり、一般論で言うのは難しい場面もあります。しかし大体の傾向はハッキリしています。それは相手に関する知識と、他人性です。</p>
<p>兄弟、姉妹の場合は相手の名前だけでなく、お互いがさらに様々なことを知っています。性格や嗜好、能力や知識などの知識があることは、容易に打ち解けやすく仲良くなることができます。もしケンカをした場合にも、仲直りが早く大事にはいたりません。これは他人性とも関わります。ケンカをした場合でも一つ屋根の下で暮らさなければならないために、お互いに心理的なブレーキがかかるのです。</p>
<p>これが更に他人だと、ケンカすれば、しっぱなしの事もあります。相手の事もよくわからず、仲直りの方法も確立していない、仲直りしなければならない強力な理由もないのです。この関係を修復するのはなかなか大変なことです。</p>
<h3>知能の差</h3>
<p>同じ年齢かどうかにかかわらず乳幼児期は知能の差は少しの月齢や体験の差で大きく違います。判断力、思考力、善悪の基準などが大きく異なれば、それはトラブルの原因になります。</p>
<p>ある子どもにとっては、まだしょうがないと思われていることが、別の子どもにはできて当たり前のことかも知れないのです。この場合、出来る方は、なぜ別の子だけ許されているのか激しい理不尽を感じます。</p>
<p>他にも同じ子どもでありながら、なぜ片方はこんなこともわからないのか、もう片方はなぜやらないのかの差で簡単にケンカになります。また少し成長してギブアンドテイクを理解している子どもでも、いつも一方的に自分の方が譲歩する立場であれば納得のいかない場面もあります。</p>
<p>これらを周囲の大人は理解して、できる方にもそれ相応のメリットがあるようにしてあげましょう。いつもいつも「お姉さんだから我慢しなさい」ばかりでは、子ども同士のケンカが起こるだけです。</p>
<h3>語彙の差</h3>
<p>子ども同士がやり取りする中では、大人と会話する以上に語彙の差が際立ってきます。大人であればなんとなくニュアンスで判ってあげられることが子ども同士では通じないのです。また、どちらが優れているわけでもなく、知っている言葉と知らない言葉の範囲が違うだけで意思の疎通は難しくなります。</p>
<p>その言葉の意味するところを相手に聞いても、相手は言葉を知っているだけで、それを別の言葉に置き換えて優しく説明する事など出来ません。その場合は大人が間に入って優しく説明してあげることも大切でしょう。</p>
<p>大事なのは、その事によって片方が物を知らないバカだという印象を与えないことです。たまたま知らなかった、もしくは別の言葉で憶えていたということを強調してください。今後の子ども関係の上下差が生まれないように注意しましょう。</p>
<h3>感情の差</h3>
<p>感情の発達は知能の発達とはまた別です。また、感情には個人差も激しく、幼くても物判りもよく我慢できる子もいれば、年長でも些細な事で怒り泣き出してしまう子どももいます。これに関しては年齢的な相応の対応を求めてもいいでしょう。</p>
<p>お互いに対等の感情の抑止を要求するということは、公平感につながります。そしてそれが対等のものだということを強調するのです。</p>
<p>我慢させるという意味ではなく、相手が我慢している事、相手にも泣きたい怒りたい感情があるということを一方に自覚してもらうのです。</p>
<p>最初、なかなかこれは浸透しません。我慢できない方が勝手に我慢できる方を大人扱いしてしまうのです。逆に我慢できる子は次からも我慢する対応を求められてしまいます。そうではなく、悔しい、悲しいという感情はお互いにあるのだということをきちんと伝えてください。</p>
<h3>身体能力の差</h3>
<p>身体能力は同世代では大きな違いが無いものの、数歳の違いで大きな差となって現れます。これはかけっこやジャンプ、遊具での遊び等の場合に現れますが、ここで注意が必要です。</p>
<p>出来ない子でも出来る子を見ているとやれるような気がしてきます。大きな子が遊んでいる遊具などに小さな子が近寄っていく場合は特に注意してください。大きな子は自分が遊ぶのに夢中ですし、小さな子は自分もやれると思い思い切って飛び込んでいきます。場合によってはブランコに跳ね飛ばされたり、シーソーで挟まれたりと大きな事故につながる場合が多いのです。</p>
<p>また体力の差はケンカをした時にハッキリとわかります。大きな子は力も自分が思った以上に強く体も頑丈ですし、道具を使う事も知っていますが、感情的に成熟しているとは限りません。一方で小さい子は体や皮膚も柔らかく、力も無く、上手くよける事も知りません。</p>
<p>大きな子が近くにあったブロックで小さな子を叩いて、意外な大怪我になってしまうような事もあります。これもそこまでのトラブルになる前に事前に見つけて柔らかく仲裁しましょう。</p>
<h3>相手の認識</h3>
<p>乳児の頃は隣に他の子どもが寝ていても、それはただうるさい音を出して時々動く不思議な存在でした。それが少しずつ他の存在を感じるようになり、相手のことを少なくとも生き物だとは思います。まだ自分を取り巻く環境には大人と自分しかいないのです。</p>
<p>最後に自分を子どもというカテゴリーにいれて考えられるようになった時に（それが言葉として出るかどうかは別問題で）、隣にいるのは「他の子ども」なのだと理解するのです。</p>
<p>相手を認識してからの進歩は早いものです。逆に他の子どもがやっていることを真似しようとします。これは良い事も悪いことも同じです。まだ善悪の判断はつきません。</p>
<p>そして自分と相手との境界線も最初は曖昧です。自我の形成が終わるまで相手と自分とをさえぎる壁はないのです。なので他の子が怒られているのを見て自分も泣きだすし、他の子が楽しそうにしていれば自分も楽しくなるのです。</p>
<p>最後に自分と他人を明確に分ける基準が現れます。自我の形成です。自分は何者か、名前、存在などの区別によって自分と他人を明確に区別できるようになった時に、ようやく相手のことを認識できるわけです。</p>
<h3>「自分達」を感じる</h3>
<p>子ども同士ではなかなか進まない自我の形成も、大人が一人入ることで大きく前進します。大人はきちんと自分のことを名前で呼び、他の子どもには違う名前で呼びかけます。一人一人に違う対応をし、何よりも違う個性を認めてくれます。その時に子どもは「子どもである自分たち」を認識し、仲間意識が生まれていくのです。</p>
<p>横並びの中で、他の子どもたちそれぞれにも別の個性があり、個人個人が別のことを考え、別の感情があり、しかし意思の疎通も可能なことを知り、急速に共同体としての発達を果たします。</p>
<p>この頃になると、子どもたちみんなで大人にお願いに行く、という行為も出てきます。大人とは違う自分たちを横並びで捉え、子ども同士の社会的な営みが生まれます。これは大人との付き合いの中では生まれない要素です。大人側は出来るだけ見守り、大きなトラブルを避けるだけにするのが社会性の発達の基本です。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>7対応→反応→対応の連鎖-2子どもにとっての意味</title>
		<link>https://www.childzzz.com/growth/eduart/59</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[sos]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 12 Oct 2010 05:58:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[育てる技法 乳幼児教育の基本]]></category>
		<category><![CDATA[スキーマ]]></category>
		<category><![CDATA[乳児]]></category>
		<category><![CDATA[事故]]></category>
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		<category><![CDATA[平等]]></category>
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		<category><![CDATA[理由]]></category>
		<category><![CDATA[積極的]]></category>
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		<category><![CDATA[迷子]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>大人からは見えにくい子供にとっての「大人の反応」の意味について解説しています。やりとりを重ねることでの成長の過程を追います</p>
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]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<aside class="row veu_insertAds before"><div class="col-md-12"><script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1879850951839915"
     crossorigin="anonymous"></script></div></aside><h3>子ども側の視点</h3>
<p>大人たちは周りで右往左往していますが、これを完全に子どもの視点から見てみましょう。まず第一に子どもが自分以外に複数いる場合は、園だろうが兄弟姉妹だろうが１００％相手の関心を引くことはできない、という事実です。これはどんなに小さな子どもでもわかります。上の子が赤ちゃん返りをおこしたり、下の子が上の子を憎むようになることも当然ありえるわけです。</p>
<p>こうならないように過剰に平等であることを意識した対応もあります。姉妹で全ての服をおそろいにしてみたり、遊びや食べ物を無理に平等にする園などもありますが、そういう見かけ上の平等では子どもの心は満足しません。</p>
<p>そして事実完全に平等だったとしても、子ども心は更に親や先生の独占を望むのです。むしろ完全な平等は諦めて、その子どもにあった言葉かけや対応を突き詰めていった方が効果が上がります。</p>
<h3>褒められた</h3>
<p>子どもは大人に褒められた時には、素直に喜びます。しかし褒められた時に、そのうれしさと内容が結び付けられていないことも多く見られます。自分が行った動作の何処を褒められたのか、具体的に言われないと、それは関連付きません。段差からジャンプしたことを褒めると、ジャンプという動作ができるようになった事、元気が良いことを褒めたかったはずなのに、より高い所から飛び降りてみようとして怪我をすることさえあります。</p>
<p>褒める時にはきちんと何が、どのように、どれくらい良かったのかを話しましょう。そうすれば子どもは自分がどの方向に向かって成長すればいいのかを理解することができます。</p>
<p>しかしそれを説明しなければ褒められたことに夢中になって同じ行為を何度もやってみたり、周囲が望まない方向に伸びていこうとするかもしれません。こうなれば褒めたぶんは褒め損です。適切に言葉をかけることで逆に少ない回数で正しい発達を促すこともできるのです。</p>
<h3>叱られた</h3>
<p>叱られ方によっては、子どもは恐怖や驚きのあまりに怒られた内容は全て頭から飛んでしまって、ただ泣きじゃくったり逆に怒りだしてしまうことがあります。子どもが悪いとわかっている事を恐る恐るやることは意外と少ないものです。</p>
<p>怒られる多くの場面は、子どもが何が悪いのかわかっていなかった場合か、悪いことだと知っていても瞬間的に忘れてやってしまったかのどちらかです。</p>
<p>なので怒られた瞬間、子どもはその展開を予想もしていなかったことが多くあるのです。急に怒鳴られて子どもはビックリし、まだこの時点では何が悪かったのか冷静に思い返すことはできません。なので必ずここで一呼吸おきましょう。</p>
<p>事故が起こりそうな時や危険な時に大声で制止するのは当然ですが、危険がなくなったら、しばらく子どもと向かい合ってみましょう。</p>
<p>できればここで呼吸を整えた子どもに何が悪かったのか自分で考えてほしいところです。こちらから「何で今、怒られたと思う？」と尋ねてみてもかまいません。</p>
<p>悪い場面を目撃して大人も気がたっています。そのままで言い合ってもケンカのようになるだけです。大人も声を落ち着け静かに話しましょう。叱る目的はあくまで「次に同じ悪いことをしない」ようになるためです。</p>
<p>子どもが戸惑って考えがまとまらないうちに非難の言葉を続けても、子どもにとってはただの嫌がらせになってしまいます。怒りと悔しさで子どもは全てを忘れてしまいます。これでは怒り損です。</p>
<p>子どもが落ち着いてから、理由によってきつく叱ったり怒ったりする事は効果が上がります。しかし、それはあくまで子どもが話を聞く体勢を整えてからにしてください。</p>
<h3>無反応</h3>
<p>子どもは最初大人はずっと自分のことを見てくれていると思っています。実際に乳児の頃はほとんどつきっきりで、何か他のことをしていても子どもは視界に入っている事が多いでしょう。</p>
<p>しかし幼児になって行動範囲も広がり、動きも速くなると子どもはすぐに視界から消えてしまいます。また安全な場所なら子どもが遊ぶにまかせて目を離すことも多くなるでしょう。それに慣れるまでは子どもはいつも自分を見てくれていると思っていた親を見失ったり、先生とはぐれたりで迷子になってしまうこともあります。この迷子は子どもが思っているだけで、実際にはたいした距離を離れているわけではないのですが、子どもなりに不安感を覚えるのです。</p>
<p>そして次は自分から積極的に親や先生に自分をアピールしようとしてきます。見てほしいわけです。これは他の子どもがいれば、当然その他の子どもがライバルになります。</p>
<p>ここで子どもが期待しているのはもちろん褒められることです。時には何か間違っていて叱られるかもしれません。しかし、ここで思ったほどの感想が返ってこなかったらどうでしょうか。</p>
<p>大人が子どもの行動を見て無反応な場合は二つに別れます。一つは本当に興味がない、何が面白いのかわからない、リアクションのしようがない時です。できれば褒めてあげたいものですが、どう褒めるか叱るか悩みどころです。</p>
<p>こんな時には素直に子どもに聞いてみましょう。それは何か、何が凄いのか、今までとどう違うのか、尋ねていくうちに子どもは説明することを覚えていきます。そして少なくとも自分に興味を持ってくれていると実感することができます。</p>
<p>もう一つは大人がわざと無反応を装う場合です。子どもは一度褒められると、次には同じことをしたり、同じ物を持って来たりします。何度も同じように褒められようとしますが、これでは成長が止まったままです。そこで何回かやり取りした後に、わざと反応を薄くしてみるのです。</p>
<p>これで子どもは悩みます。より大人の興味を引く方法を自分で考えるのです。言い換えれば無反応なことは子どもに柔らかくNOと言っていることになります。これで子どもが頭をひねって考え出してきたアイデアが正しい方向だったら褒めて、間違った進化だったら理由と共にダメだと言えばいいのです。</p>
<h3>次の行動の準備</h3>
<p>子どもは自分が何か行動をして、そして返ってきた対応を見て次にやることを選択します。褒められたのなら、もっと褒められるように、もっとうまくできるように努力するでしょう。叱られたのなら、泣いたり怒ったりのあと反省し、恐る恐る次の行動を選びます。</p>
<p>失敗した部分をうまくやりなおそうとする場合と、全く直前までと関係のない行動をとるパターンがありますが、後者の場合は叱られて嫌になったことよりも、うまくやり直す自信がない場合が多くあります。</p>
<p>無反応だった場合は、子どもは他の場合よりも頭を使わなければなりません。今までやっていたことを、より強く、大きく、速く、的確にやったほうが喜ばれるのか、全く違うことをやった方がいいのかを選ばなければならないからです。</p>
<p>これは子どもの性格によって変わってきますが、試行錯誤して同じ路線を改良しようとする行為は論理的な積み重ね型の思考が強化されます。全く違うことをやろうとする場合は、感情型の飛躍的な思考が鍛えられるので、一概にどちらがいいとは言いきれません。子どもの選択を見守りましょう。</p>
<h3>一連のやり取りの記憶</h3>
<p>子どもは大人が驚くほどに、子どもと大人との間のやり取りを鮮明に憶えています。というよりも最初は全体の流れを理解していないので、大人の発言や自分の行動の一場面を断続的に記憶しているわけです。しかし何度も同じやり取りが起こると、子どもはそのやり取りごと記憶するようになります。つまり自分がブランコを漕いで褒められた、もっと勢いをつけたらもっと褒められた、全力で漕いだら叱られた、という風に全ての流れを記憶してしまうので、間の時点できちんと理由を説明していないと、何でそうなったか理屈付けて記憶をたどれないのです。</p>
<p>この場合は大人が言いたかったことは単に、ブランコを上手に漕ぐのは良いことだが勢いを付けすぎると危ないよ、ということなのですが、子どもの記憶で単純にブランコがダメなことに入ったりするのを避けるためにきちんとした理由の説明が必要なのです。</p>
<p>このやり取りの記憶は、それが終わっても子どもの意識の中で反芻されます。そして次の機会に、そのやり取りの記憶を取り出して応用するのです。これは毎日の習慣などで、もっとも発揮されることです。歯磨きはご飯を食べた後、歯磨きを持って、歯磨き粉を付けて、一連の動作があって、最後にうがいをして口を拭きますが、この時は最初に大人から色々と注意をされながら、その手順を憶えます。</p>
<p>そうしていくうちに日々のやり取りの記憶から、今度は大人にこう言われるだろうと思いながら、先回りしてそれが出来るようになるわけです。内言語化されていなければ、子どもは独り言で自分で自分を注意しながら一連の行動をやるかもしれません。</p>
<p>この例でいえば、これで一つ一つの手順と行動をまとめ上げた「歯磨き」という手続きを学習したことになります。まだ色々な不測の事態には対応できませんが、歯磨きをしなさいと言われて、自分で一連の動作を順序良く繰り返すことができるようになるわけです。</p>
<p>このようにして物の名前を憶えたり、言葉の意味を憶えるような単純な記憶ではなく、一連の流れと手順を包括した手続き型の記憶が完成するわけです。これは例えば保育園までの道順を憶えたり、お店での買い物の手順を憶えたりと、今後の人生でよく使われる重要な概念なのです。</p>
<h3>「流れ」を学習する</h3>
<p>一連の手順を学習することができるようになると、急に子どもが成長したように見えます。今までバラバラに覚えていた幾つもの事柄が、短期間のうちに互いに関連付けられて複合的に再記憶されるのです。これまでは記憶したことは、即役に立つとは限りませんでした。しかし、手続きの中で記憶された事柄は再利用しやすく応用も効くのです。</p>
<p>こうして短い単位の時間の手続きが記憶されれば、それを複数に組み合わせて、より広い概念に拡張しようという動きが子どもの中で起こります。</p>
<p>今まではなんとなく結びついていた朝の行動も、朝は起きて顔を洗ってご飯を食べて、歯を磨いて、着替えて、保育園に行く、という一連の手順で表されます。一日の概念も同じように朝起きて夜寝るまでを、一週間の概念も休みの日を中心に覚えることができるようになります。経験が深まればクリスマスやお正月、夏の海、スイカ等の記憶を結び付けて一年間の流れを把握することも出来るようになるのです。</p>
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