スケジュールの見通しを説明して不安感をなくす

我慢ができない、集中して取り組めない、じっとしていられない、突発的で自分勝手な行動が多い。子どもの困った状況には様々な原因がありますが、意外に効果的なのが「先の予定の説明をきちんとする」です。

予定やスケジュールの組み立てを「子どもが我慢できるように、耐えられるように」するのは有効ですが、それだけではなく「今やっていることは何時終わるのか」「その後に何をやるのか」「予定の数や順番は」「何時になったら帰ったり休みや楽しみの時間になるのか」がわからないと、本来なら我慢できるはずのことも難しくなります。

大人の私達も「終わりの条件がハッキリしない仕事」や「何時までなのかわからない待ち時間」「終わったと思ったら次々と渡される課題」等にはウンザリしてしまいますよね。

きちんと先の見通しを立てて理解することで、不安要素を無くし、混乱する要因を取り除き、自立的にスケジュールに取り組めるようになっていきます。

言ってもわからないから説明しない、では何時までたっても同じことの繰り返しです。使っている語彙が難しければ易しい言葉で。言葉での指示説明が入りにくい時には絵や写真、具体物を使って説明してください。

乳幼児期から学齢期まで、理解できる内容や言葉のレベルは子どもによって様々です。本人にきちんと伝わるような方法で説明して「自分の予定を自分で把握している」状況に置いてあげてください。

待てない子ども

待てないのは先の見通しが持てないから

「ちょっと待っててね」が通じない子どもがいます。待てる限度が短く忍耐力が無い子は、成長するにともなって少しずつ待てるようになるものです。

ですが、時間の長い短いにかかわらず少しも「待てない」子どもがいます。これは待つことに慣れていない、待っている時間の後の見通しが持てていないからです。

後どれくらい待てばいいのか、待った後にどんないいことがあるのか、最初にきちんと説明しましょう。言葉や時計での指示が難しい時には、ジェスチャーやわかりやすいモノで代用するとよいでしょう。

じっとして待っている、何かしながら待っている

待っていると良いことがある、という経験をつむことで次第に待つことに慣れていきます。ですが、最初の一回が難しいもので、本人が待つことが出来ずに怒られたり、親のほうが根負けしてご褒美を前倒しで出してしまったりします。

この場合は大抵「じっとして」待たせているケースが多いものです。最初からこれでは難しいし、本人も待つことの苦痛だけを感じることになります。

なので待たせる時に、本人の気をうまく逸らして、何かしながら待っていられるように誘導します。「おもちゃで遊んでいてね」「本を読んでいてね」等の本人が待っていると意識しないですむことから始めるとよいでしょう。

それができるようになってから「イスに座っていてね」「この部屋にいてね」等の本格的な待つ練習に入りましょう。

否定の意味で「後で」「待っててね」を使わない

子どもにせがまれたり面倒な場合に、拒否や否定の意味で「後でね」「また今度ね」「待っててね」という言葉を使っていませんか?

この対応をされた子どもは毎回ウソをつかれてガッカリすることになります。そうすれば本当に「もうちょっと後で」「次の日曜に」と説明しても絶対に待つことはできません。

その場限りの会話ですが、ちゃんとした約束、契約です。「後で」「また今度」といったらきちんと約束を守るようにしてください。ちゃんと待っていれば「約束を守ってもらえる」という経験を重ねることで、人は忍耐強く成長していくのです。

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