子どもの疑問に答える方法


今回は子どもの疑問に答える方法です

子どもは何でも知りたがる生き物

立って歩いて話せるようになれば赤ちゃんの時期もそろそろ終わり。一方的に世話をするだけの親子関係から子どもに付き合うスタイルへ変わってくるでしょう。

一緒の時間を過ごす中で難しいのが子どもの「これ何?何で?どうして?」と次から次へと繰り出される質問に対応することです。
一つの質問に答える中で別の疑問が生まれ、いつまでたっても問答が終わりにならないことも多いことでしょう。

ですがウンザリせずに時間と心に余裕が有る限り、できるだけ質問に付き合ってあげましょう。そのことが心の発達にとって大きな影響を及ぼすからです。

疑問を口に出せない赤ちゃんの時期

言葉が出てくることで子どもが何を疑問に思っているか明確になりますが、本当はそれ以前に、赤ちゃんの時期に疑問や不思議がないわけではありません。

「あのドアの向こうはどうなってるのだろう」「さっきまで遊んでいた玩具は何処へいったの?」「この人は誰だったっけ」視線や仕草から疑問に思っていることはわかります。

赤ちゃんは疑問を外に向かって言葉にできないだけでなく、自分の心の中でも言語化できていません。不思議だ、疑問だとボンヤリ思っていますが、次から次に浮かんでは消え、すぐに忘れて次のことを考えます。

ですから言葉が出るようになった子どもが様々な疑問を口にするようになったのは、言葉で考えられる、教わったことを言葉で憶えておく準備が整った時期なのです。

子どもの疑問レベルを知る

子どもから「何で?どうして?」と質問された時の魔法の言葉を教えましょう。「何でだと思う?」「どうしてだと思う?」です。
本当は質問に質問で返すのはマナー違反でもあるのですが、この返答には大きな意味が二つあります。

一つは「子どもが今どんなレベルで物を考えているのかわかる」ことです。返ってきた答えから子どもの知識の発達状況がわかります。

もう一つは時間稼ぎです。何でだと思う?と聞いている間に大人のあなたは頑張って答えを考えてあげてください。とっさに慌てて変な受け答えをせずに済むように。

具体化と例え話

子どもの質問にはできるだけ具体的にハッキリと理解しやすい形で答えてあげてください。「できるだけ一般的に使える知識を」と抽象的、汎用的、どうとでもとれるように答えても子どもの側はチンプンカンプンです。

気をつけたいのは、大人は説明する時に例え話や抽象概念を使ってしまいがちなクセがついているということです。
別の物に置き換えて理解したり、見ることも触ることもできない話をイメージできるようになるのは、もう少し先の話です。

自分で子どもと話している時に「例えば」「要するに」「その意味では」などの言葉が出てきたら要注意です。子どもと話す時には表情に注意して理解できているか、戸惑っていないか見てあげてください。

一緒に調べる、確かめる

大人の側も何でも知っているわけではありません。そんなことを?と言いたくなる質問もあります。自分が知らないことを聞かれて「そんなこと知らなくていい」と言う前に、一緒に考えたり調べたりすることも大事です。

「何でだろうねぇ」「どうしてだろうねぇ」ああでもない、こうでもないと子どもと一緒に考える活動は、「聞けば何でも教えてもらえる」という単純な行動パターンからの脱却も意味しています。

あなたが知らないことを子どもがどうしても知りたくてたまらない場合には、「今度調べておくよ」でもかまいません。正解が出ない問題には「私はこうだと思う」という言い方でも大丈夫です。

知ることの大きなメリット

子どもは質問したことに答えてもらっても、それを正確に理解できるわけでも、ずっと憶えておけるわけでもありません。あまりに何度も同じ事を聞かれてムッとすることもありますが、それは忘れているのか、以前にうまく納得できなかったかです。

新しいことを知ったり、憶えていたら褒めてあげましょう。物を知る、憶えることが喜びに変わるように誘導してみましょう。それが将来の知的成長にむけての好奇心の育て方です。

そして単純に親子で質問の会話でコミュニケーションをとることだけでも大きな意味があるのです。

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